新静岡県知事に鈴木氏 リニア工事の進展は?「静岡東部に絶大な経済波及効果をもたらすと思う」と着工推進

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26日に投開票が行われた静岡県知事選挙。争点となった、リニア中央新幹線の静岡工区の問題は、進展するのでしょうか。

川勝前知事の辞職に伴って行われた静岡県知事選挙は、前浜松市長の鈴木康友さん(66)が初当選しました。 争点の一つ、リニア中央新幹線を巡っては、川勝前知事が環境への影響を懸念して静岡工区の着工を認めていません。 鈴木新知事は「静岡東部に絶大な経済波及効果をもたらすと思う」と着工に推進の立場です。

リニア工事に対しての中津川市民の声

新たな知事の誕生に、中津川市ではー Q:リニアに乗りたい気持ちは? 「あります十分。リニアができるまで生きていらればいいですけど」(80代) 岐阜県内では、今月、瑞浪市でリニアのトンネル工事が原因とみられる井戸などの水位低下の問題が表面化しました。 「やってみないと分からないが、いろいろ環境とかを考慮しながら工事してもらえたら」(50代) 「まだ今後の知事がどういう判断をするかわからないが、やりかけのことだから、早いうちにやってもらったほうがいいと思う。これからぽろぽろ出てくるかもしれないから、様子見ですね」(70代)

また、周辺で工事が進む名古屋駅ではーー 「経済的には賛成だが、環境面の影響が取りざたされているので、よく検討してから進めてもらわないとまだ賛成とは言えない」(30代) 「問題になっていることよりもプラスのことが大きいと思うので、特には問題ない」(20代) JR東海の丹羽社長は、知事就任後にできるだけ早く静岡県を訪れ、面会したいとしています。 愛知県の大村知事は、静岡工区の早期着工について「これまでの議論を踏まえながら、事業の着実な推進に向け、取り組んでいかれることを期待している」とコメント。 名古屋市の河村市長はーー 「出陣式で『リニアはやってもらわないといかん』とマイクで言っておいたので大丈夫だと思う。彼も産業について理解が深いので早くやってくれると思う」(名古屋市 河村たかし市長)

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