「通学している生徒にはいい迷惑」中居正広、出身高校を「パー学」と発言、あふれる母校愛も非難集中

5月26日、中居正広がMCを務める『だれかtoなかい』(フジテレビ系)のゲストに、女優の鈴木保奈美と戸田恵子が出演した。そこでの中居の発言が、波紋を呼んでいる。

中居と鈴木は、ともに湘南育ちということで、、地元トークを展開。鈴木は1984年、高校3年生のとき、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で応募総数12万人の中から審査員特別賞を受賞し、2年後に女優デビューした。番組内で高校3年時の制服姿の写真が紹介されると、中居は「保奈美さん、めちゃくちゃかわいいです」と絶賛。鈴木が「もとは東京生まれで、お引っ越ししたんですよ」と明かすと、中居は「高校が、すごくいい高校ですもん。鎌高(鎌倉高校)なんですよ。進学高だから」と、鈴木の出身校の名をあげた。

さらに、中居は自身の出身高校について「平学(平塚学園)です」と語り、「知り合うことがないというか、教育が違うというか」と、母校について自虐的に紹介。「『パー学』って言われた。パーじゃないと入れない学校。40年前ですからね」と、当時の様子を振り返った。

番組では「40年以上前の話です」と字幕の補足が入り、中居も「いまは、(平塚学園も)進学校になったけど」とフォロー。「(番組内で)『パー学』って言ったら、当時の校長先生から苦情が来て。『いまは様変わりして、進学校になりつつあって。甲子園にも行ってますし、パー学って、もう言わないでくださいって言われた」というエピソードを打ち明けた。

このことを報じたYahoo!ニュースのコメント欄には、

《30年以上昔の私学と今の私学では全く事情が異なっているのを全くご存知無い発言ですね》

《今現在、通学している生徒にしてみたらいい迷惑でしょうね》

など、発言を非難する声が寄せられた。

「中居さんは芸能活動のため、平塚学園から都立代々木高校に編入しています。しかし、“平学愛”の強さゆえか、平塚学園の名前をメディアで何度も口にしています。

今回、明かされたエピソードは、2016年12月に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)で披露された話です。中居さんは『当時は、パー学って言われていたのね。パッパラパーが行く学校だからパー学って。10年前くらいから進学校になったのよ』『俺がパー学って言っていたら、パー学から手紙が来て、“あなたがいたときのパー学とは違うので、パー学って言うのはやめてください”。そのパー学の校長が、パー学って言ってんのよ』と、ネタにしていました。

また、野球好きな中居さんは、『週刊ベースボール』での連載コラムで、夏の甲子園で印象深い年を1998年とあげ、《その年に僕の母校でもある平学(平塚学園)も甲子園に出ているんです!! すぐに負けてしまいましたけど、うれしかったですね~。まさか平学が甲子園に出る日が来るなんて……と感慨深いものがありました。そういう意味でも僕にとってはすごく印象深い大会だったんですよね》と記しています。

今回もトークを盛り上げるために、リップサービスで言ったと思われますが、中居さんのおかげで平塚学園の知名度が上がったことも否定できません」(芸能記者)

卒業生にとっては、母校のイメージは在校当時のままなのも、無理はない。

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