インテルの新経営陣オークツリーがファンへ挨拶「本日が新章の始まりです」

新しい時代へ移行するインテル[写真:Getty Images]

インテルの経営権を取得したアメリカ「オークツリー」が27日、クラブ公式サイトを通じて声明を発表した。
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22日にインテル経営権の取得が発表されたオークツリー。現オーナーグループ、中国「蘇寧ホールディングス」の21日期限となっていた3億9500万ユーロ(約670億円)が債務不履行(デフォルト)となったことによる買収だ。

イタリア国内最強の現インテルを築いたジュゼッペ・マロッタCEO、ピエロ・アウシリオSDらが職務を継続することは確認されているなか、オークツリーが買収発表に続き、クラブを通じて声明。ファンへの挨拶とした。

「全世界のネラッズーリファンへ」

「本日はインテルとオークツリーにおける新たな章の始まりです。所有権を引き継ぐにあたり、クラブの繁栄と成功に対する私たちのコミットを改めて表明したいと思います」

「2021年以来、私たちはインテルのパートナーとして、その伝統、歴史、そして選手とファンの揺るぎない精神を大切にしてきました。あなたの情熱と忠誠心こそ、ネラッズーリの永続的な成功の原動力なのです」

「私たちの資金援助が過去3年間のクラブの成功を支えたことを誇りに思うとともに、現在の経営陣と緊密に協力して、歴史に残る”2つ目のスター”(通算20度目のスクデット)”の勢いを、さらに高めていくことを楽しみにしています」

「私たちは、ピッチ内外でクラブが一貫して成功できるよう、運営と財務の安定性確保に注力していきます」

オークツリーの代表団は28日にトップチームを率いるシモーネ・インザーギ監督(48)との顔合わせ、会談に臨む予定。前々から用意されていた2年間の契約延長(〜2027年6月)で合意に至る運びと伝えられている。

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