新六箇井堰切欠工碑披露式典

和歌山市を流れる紀ノ川の新六箇井堰(しんろっかいせき)を全て撤去することの必要性について市民に広く周知するために、和歌山市議会議員連盟が中心となって設置を働きかけていた新六箇井堰切欠工碑(しんろっかいせき きりかきこうひ)の披露式典がきょう(27日)開かれました。

新六箇井堰を全て撤去することで、既存用水からの取水が安定し市民の生命や財産を守ることができるため18年前から和歌山市議会議員連盟は国に堰の早期撤去を求めていました。

その成果として、昨年度、新六箇井堰の部分的な切り欠き工事を開始することが決まり、新六箇井堰の一部撤去の記念と、全撤去に向け気持ちを新たにするため新六箇井堰切欠工碑(しんろっかいせき きりかきこうひ)を設置しました。

式典で和歌山市長の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「和歌山市議会議員連盟の皆さまが熱心に活動したおかげで一部撤去が決まりました。

これは、堰の完全撤去と紀ノ川の治水の安全の更なる発展に繋がるものだと確信しています。これからも治水の安全を促進していきたい」と話しました。

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