大阪の高田機工が和歌山県の企業版ふるさと納税に寄附

大阪市の建設業・高田機工株式会社が、このほど和歌山県の企業版ふるさと納税に寄附し、きょう(27日)岸本周平知事から感謝状が贈られました。

贈呈後の記念撮影(5月27日・和歌山県庁・知事室)

高田機工は、高層ビルや道路、橋の建設で長年にわたって実績を持ち、1993年、海南市下津町に和歌山工場を創業させ、橋の整備や鉄鋼事業などを手掛けているほか、地元の高専や工業高校を中心に若者の積極的な採用にも力を入れています。

2022年度と昨年度(2023年度)の2年連続で県の企業版ふるさと納税の「わかやま地域の賑わい総合対策プロジェクト」に寄附しました。このプロジェクトでは、県内のワーケーションの促進や移住者や学生の関係人口増加などを目指すプロモーション活動などが行われます。

きょう午前、県庁の知事室を訪れた高田機工の中村達郎()(なかむら・たつろう)社長は「地元の優秀な若者採用を増やすことでより地域への貢献ができる」と語りました。

岸本知事は「和高専や和歌山工業高校などプラチナの卵となる学生が沢山いる。積極的な採用と活用を有難く思う」とお礼を述べました。

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