広瀬アリス『366日』最後は衝撃の鬱展開か 眞栄田郷敦の死を確信させる第1話のつぶやきとHYの歌詞の真相

広瀬アリス、眞栄田郷敦(C)ピンズバNEWS

広瀬アリス(29)主演の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系/毎週よる9時)の第8話が、5月27日に放送される。第5話で平均世帯視聴率を5.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)に落とし、今期の他のドラマとの記憶喪失かぶりなどによる苦戦を心配されていたが、その後、ゆるやかながら数字が回復傾向になっている。

転落事故で意識不明になっていた、明日香(広瀬)の恋人・遥斗(眞栄田郷敦/24)が、3か月ぶりに目覚めたものの、思い出したのは中学生の記憶まで。高校時代に出会った明日香たちのことは覚えていなかった。それでも明日香と遥斗、さらに同級生たちのそれぞれの恋模様が動き出したのだが、最後は悲劇になってしまうかもしれない。

5月20日放送の第7話は、明日香は音楽教室のクリスマスイベントの企画担当に指名され、大役にとまどいながらも引き受ける。一方、退院することになった遥斗は、元の仕事に復職するため、妹・花音(中田青渚/24)と一緒に住むことに。復職初日、遥斗は備品管理課で簡単な仕事から始めるが事故の後遺症もあり、覚えが悪くてなかなかうまくいかない。

一方、イベントの会議に参加した明日香は、静原吾朗(前田公輝/33)の恋人のフルート奏者・樋山ちなみ(鈴木絢音/25)に偶然出会い、誕生日プレゼントにとコンサートのチケットを2枚をもらう。その頃、焦りを感じる遥斗は、同僚の木嶋(岐洲匠/27)が臨時のキッチンカーを出すと聞き、手伝いをかって出る。しかし、その日は明日香の誕生日で……という展開。

誕生日のすれ違いなどはあったものの、同級生たちの恋模様が進展。幸せな流れになってきたが、気になるのが静原(前田)と看護師・紗衣(夏子/27)だ。X(旧ツイッター)上でも、《前田公輝さんが音楽教室の生徒というチョイ役で終わるはずがないよなぁ 》《ラストで看護師が地元駅に…サスペンスになってきた?》など、不安視する声がある。

■前田公輝が何もしなさすぎて怪しい

「このままハッピーエンドにはならないでしょうね。気になるのが、第1話の冒頭で、今回の舞台となっている2023年の5年後の28年、明日香が桜を見上げながら、《一生、忘れられない恋だった》と振り返るシーンがあることです。“だった”と明らかに遥斗との別れを匂わせていて、たとえば彼の死のような、決定的な決別があったと考えられます。

さらに、本作のモチーフとなっているHYの名曲『366日』は、別れた恋人への切ない思いを歌ったもの。これもハッピーエンドではないことを予想させます。ここまでただの良い人でしかない前田公輝、不穏な動きを見せている夏子が、とてつもない悲劇を起こすのかもしれません」(ドラマライター/ヤマカワ)

今のところはピュアなラブストーリーだが、それを楽しんでいる視聴者を、とんでもない鬱展開に叩き落とすラストが待っているのだろうか。残りは4話だと思われる。明日香(広瀬)と遥斗(眞栄田)に何が待っているのか、今後の展開に注目だ。

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