ライドシェア開始に向け広島のタクシー会社がドライバーを研修 外国人観光客の獲得目指す

一般ドライバーが客を運ぶライドシェアの開始に向け、広島市内のタクシー会社で27日、ドライバーの研修が始まりました。

来日して9年のアメリカ人ジョーダン・ランゲンさんです。

日本の運転免許を持っており、客を運ぶドライバーとしての心得や、車の点検や運転の研修が始まりました。

広島市東区の「つばめ交通」は、海外からの観光客に対応するためライドシェアの開始に向け、外国人などをドライバーとして採用する方針です。

■ジョーダンさん

「広島で外国人観光客が増えていて、困らないように、目的地まで安全に楽しく運転できたら」

「つばめ交通」は、月曜日から木曜日と日曜日にそれぞれ2台。金曜日と土曜日は、それぞれ6台の運行が国から認められました。

■つばめ交通 山内康平さん

「これから多国籍で運行できる乗務員が増えることで観光がしやすい広島になってくれれば」

つばめ交通はドライバーの研修を終えたあと、早ければ今月中にライドシェアを開始する予定です。

【2024年5月27日放送】

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