一日の寒暖差が大きく梅雨も近づくこの時期、服装選びに悩むことはありませんか?その服装選びの助けになればと日本気象協会などが「天気予報」と「AI」を活用しスマートフォン向けの新たなアプリを発表しました。どんなアプリなのでしょうか。
(街の人)
「服装選びはその時に適当に考えているだけですね」
「暑いのか寒いのか分からないので、何着ていいのか(毎日服を選ぶの)めんどくさいですね」
「ちょっと半袖の方がよかったかな。ちょっと蒸し暑いです」
こんな服装選びの悩みを解消しようと、日本気象協会とアプリ開発企業が共同でつくったアプリがこちら「そらコーデ」です。
「天気予報」と「AI」を活用し毎日のコーディネートを提案してくれるというものです。
住んでいる地域と年代・服のスタイル・「暑がり」か「寒がり」かなどを選択すると…
(杉澤記者)
「でました。今日は予想最高気温28度、体温調整がしやすい軽量のジャケットがおすすめですと、イラストとコメントで分かりやすく教えてくれます」
私にとっては、職場で快適に過ごせるこのコーディネートですが、20代の記者が「おしゃれ」「暑がり」を選択すると…
(砂山記者)
「でました。ショートパンツでも大丈夫みたいですよ」
AIが提案するコーディネートは全部で1億以上。気象とファッションという流動的で情報量の多い分野にAIの技術がうまく活用できたと話します。
(日本気象協会関西支社 真田知世さん)
「判断が早いというのがAIの強みかなと思っています。客観的にコーディネートを組み立てられる、そういった着回し術みたいなところもこのアプリで楽しんでいただきたいと思います」
現在、アプリで提案されるのはレディースのコーディネートのみですが、今後は、AIを活用しメンズやユニセックス向けも展開する予定だということです。