線状降水帯発生予測「府県単位」で発表開始-気象庁が防災行動を呼びかけ【新潟】

線状降水帯発生予測 府県単位で発表開始

今年も大雨のシーズンが近づいています。気象庁は、線状降水帯情報の新たな運用を27日から始めました。

これまで県内も、たびたび線状降水帯による大雨にみまわれており、2022年8月には下越北部を中心に甚大な災害となりました。この線状降水帯について、半日前の発生予測情報が27日から、より地域を細部化して発表されています。

気象庁は、当初は28日から発表を予定していましたが、27日は九州などで大雨が予想されていたことから急遽、前倒ししました。これまでは予測対象地域が「北陸」など地方単位でしたが、府県単位に絞り込って発表されるようになります。
気象庁は、線状降水帯の予測情報が出た際には、大雨災害に対する心構えを一段高めて、防災行動に繋げてほしいと呼びかけています。

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