【気象予報士が解説】28日は傘の手放せない雨の一日に 台風1号で31日頃は風が強まる可能性も【新潟】

27日は、ドンヨリで雨の降った時間帯もありました。27日夜も所々で雨が降りそうです。

さて、26日に台風1号が発生するなど、今年も大雨のシーズンが近づいています。線状降水帯発生予測の情報が出た時は、決して他人事ではないと覚えておかなければなりません。そして、27日11時過ぎにさっそく鹿児島県と宮崎県に線状降水帯の予測情報が出されました。その理由は梅雨前線に加えて、26日発生したばかりの台風1号の影響があります。
現在、フィリピンの東にある台風1号の今後の進路は、31日(金)頃には関東沖に進んでくる見通しです。進路によっては、31日(金)頃に県内も風が強まる可能性があるため、最新の情報を確認ください。

28日は、傘が手放せない一日になりそうです。午前9時の予想天気図では、九州付近の低気圧が日本の南を進む見通しです。このため、県内は次第に各地に雨の範囲が広がり、本降りの時間帯もありそうです。

雨の降り方では、28日朝6時の通勤通学の時間帯は山沿いを中心に雨雲がかかりそうです。昼前には各地雨となり、雨脚が強まる所もあるでしょう。ただ、午後は更に発達した雨雲がかかります。夕方から夜にかけては、土砂降りの所もありそうです。夜遅くには雨のピークは過ぎるものの、傘が必要な状態は続くでしょう。

© 株式会社新潟テレビ21