広島駅南口の新しいバス乗り場を公開 6月2日から利用開始 “広島らしさ” 水面をイメージしたデザインも

2025年春の開業を目指し、建設が進む広島駅ビルをめぐる動きです。6月から利用が始まる南口の新しいバス乗り場が27日、報道陣に公開されました。

末川徹 記者
「新しい駅ビルの1階、バスエリアです。照明が非常に明るくて、広々とした空間です」

新しいバス乗り場は、現在の広島駅南口からより駅舎側になり、6月2日から暫定利用が始まります。乗り場は、北側が1番から5番、南側が6番から9番で、はじめの1週間は誘導員が配置されます。

また、広島らしさを出すため、通路を広島を流れる川の砂に見立てたほか、柱の青い線は水面をイメージしました。

広島市 広島駅南口整備担当 有木健一郎 課長
「将来的にバスエリアが広がることによって乗り換えがスムーズになる。安全を最優先に工事を進めたい」

乗り場の移動に伴い、現在のバス停やそれに通じる地下階段は閉鎖されます。

バス乗り場は、2025年春の駅ビル開業後も工事で暫定利用が続くため、最終的な完成は2026年度末を目指しています。

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