青森県南部町の観光農園では、恒例のサクランボ狩りを前に、着果数を調べる作柄調査が行われました。
作柄調査には、「南部町名川観光さくらんぼ園振興会」のメンバーなど関係者およそ10人が参加し、22の観光農園を回り、「佐藤錦(さとうにしき)」の標準木にいくつの実が着いているかを調べました。
このうち、広さ60アールの敷地におよそ150本のサクランボの木が植えられている振興会の工藤司会長が営む「ベリーズ司園」では、4月末の開花の時期に風が強い日が続いた影響などもあり、実が若干少なめと評価されていました。
【南部町名川観光さくらんぼ園振興会 工藤司会長】
「実の数は若干少なめですけれども、残った実が充実した実になると思うので、おいしいサクランボになると思います」
「(実が若干少ない分)糖度が高かったり、1個1個がそれぞれ大きくなって、養分が行き渡って大きくなると思います」
調査全体では、「今年の着果数は園地によってばらつきがあるものの、ほぼ平年並み」という結果が出ました。
「南部町さくらんぼ狩り」は、6月20日から7月15日の開催が予定されています。