ひろゆき、南米ホテルの理不尽な対応に“ブチギレ” 『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』4話

旅にトラブルはつきものーー5月18日21時よりスタートした『世界の果てに、誰か置いてきた』シリーズの第2弾、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の第4話は、まさにそんな古くから言われる言葉を体現したかのような回だった。

前回まで旅したエクアドルを離れ、ペルー入りを果たした一行。振り返ってみると、エクアドルは非常に温かい国であった。道を教えるからとついてくる人に「これは新手の客引きか?」と警戒するも、本当に道を教えてくれただけということも数回。友達がやっている店は言葉通り友達のやっている店で、特に言いくるめられたりぼったくられたような経験もまったくない、人と人とが支え合っているような国だった。

そんな旅路だったこともあり、ひろゆきと東出は、すっかりと南米への警戒心を解いていたのだが、これが悲劇の始まりだった。まず、ぶつかったのはバスターミナルでのこと。どうやら着いたバスターミナルを間違えてしまった一行は、急遽タクシーで5分かけて別のターミナルに向かうことに。その際、最初は「10ソル(400円)」と言われていたのにも関わらず、いざ降りると「3人だから30ソルだ」と強気な様子。さらには、5時間かけてピウラという街に向かおうとするのだが、そのバス代は100ソル(4000円)とちょっと高い。念の為、別のチケット売り場に行くと37ソル(1500円)と3分の1の価格を提示された。この短い時間の間に「ぼったくり?」と疑わざるを得ない事態に2度ぶつかることになったのだ。

そんなトラブルを経てピウラに到着した一行。ピウラとはどうやら“豊か”という言葉の意味を持つよう。そんな言葉の由来に期待をしながらバスで予約した11ユーロ(1500円)ツインの部屋へと向かったのだが、なんと予約はないとのこと。間違いなく「Booking.com」で予約を取ったのにも関わらず、部屋はもう1つもないと強気に意見を跳ね返されたのだ。この態度に、怒りを隠せずにいたのは論破王・ひろゆき。

「予約を取った」という意見を予約宿泊サイトのイギリスにあるコンタクトセンターに主張、なんとか部屋を取れることになったのだが(もう部屋がないという主張はなんだったのか)、今度はなぜか17ユーロ請求されてしまう。それに対してもひろゆきは怒りを露わに。正直、東出と豊川Dは「電話代の方が高くつくのでは?」と思っているのだが、ここまで来たらそういうことではない。筋の通らないこと、理不尽な仕打ちをされるのが嫌でたまらないのだろう。

結局のところ、13.8ユーロでシングルの部屋に泊まることで両者合意。このときも14ユーロ渡したのにも関わらずお釣りをもらえないというトラブルまで起きたのだが、ひろゆきは翌朝しっかりとお釣りの30円を回収。なんとか、納得のいく結果で次の街へと向かうことになった。

(文=於ありさ)

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