ひろゆき一向を南米の男女が襲う スタッフは顔を2発殴られ……『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』3話

5月18日21時よりスタートした『世界の果てに、誰か置いてきた』シリーズの第2弾、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』。その第3話が5月25日に放送された。

前回、来ないと思っていたひろゆきが登場し、テンションが上がった東出。1人旅から頼れる相棒が登場したことで、東出は積極的にルートを提案。一行は旅を楽しみ始めているように見えた。そこからエクアドル・グアヤキルの街を経て、クエンカに到着した。この街、まるでヨーロッパの古都のように美しい。

車内から窓を開け穏やかな街並みに見惚れていたところ、突然豊川Dが水をかけられ、顔を2発殴られ、スマートフォンをゴミ箱に捨てられるというハプニングが。実はこの男女、女性は売春婦であり、男性は彼女らを管理するガードマンだったよう。それゆえに、自分たちを撮影していると勘違いしてなのか、殴られてしまったそうだ。これまでの経験からエクアドルにすっかり気を許していた矢先の出来事。やはりこの旅、油断できない。

さて、そんなハプニングもありつつクエンカの史跡を探訪する一行なのだが、先ほど東出のタブレット端末で見た史跡とはだいぶ様子が違う。というのも、東出が見ていたのはまさかのスペインのクエンカだったそう。このミスに驚く東出と、笑顔を見せるひろゆき。焦る東出に「タクシーじゃ厳しいですね」と笑いに変える頭の回転は流石だ。こんなミスも旅の醍醐味、そう笑ってくれる仲間と一緒に旅ができるだなんて、なんて幸せなのだろう。相変わらずの名バディっぷりに心が和む瞬間だった。

この日の宿は、クエンカに決定。実はクエンカ、税金が安いなどの理由でアメリカから移り住んでくる人も多いのだとか。実際、ネットで予約した安ホテルもかなりキレイ。窓からは世界遺産が望める部屋が1人1000円とはなかなかの破格だ。

そんな風景にテンションが上がったのかひろゆきと東出は、まさかの“アナザースカイ”ごっこをスタートする始末。2度目の旅ともなると、ここまで自然体にふざけられるのか。この関係性、なんとも羨ましいと思わせてくれた。

友がいる喜びを感じさせたのはひろゆき、東出だけではない。エクアドルの人たちは、すぐに“友達がやっている”レストラン、“友達がやっている”市場と言った具合に、“友達がやっている”という枕詞を使いたがる。

前回の旅でもそうだが、彼らにとって友達のハードルは非常に低い。1度でも心を許した相手はみんな友達なのだろう。そして、そんな友達が困っていたら助けるのは当然。「友といれば大抵どうにかなる」ーー今話の終盤に流れた字幕は、まさにこの旅が視聴者に教えてくれること、そして東出とひろゆきの関係性を描写しているように思えた。

(文=於ありさ)

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