総距離6359ヤードに決定 玉野で9月、レディース杯ゴルフ

 9月13~15日に開催される女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」を主催する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は27日、会場の東児が丘マリンヒルズGC(玉野市)を視察し、本番の総距離を昨年より25ヤード長い6359ヤードに決めた。

 小沢瑞穂競技委員長らが同GCのスタッフとともに18ホールを回った。コースの特徴となっている広く起伏に富んだグリーンでは、スコアメークの鍵となるピン位置を想定しながら芝の状態を入念にチェックしていた。

 大会はステップアップツアー屈指のギャラリーが訪れ、昨年は3日間で計1万1530人が来場。小沢競技委員長は「ホールごとの距離にめりはりをつけ、プロの高い技術や巧みなコースマネジメントを楽しんでもらえる大会にしたい」と話した。

 山陽新聞社が共催し、第15回を迎える大会には若手プロや地元アマチュアら120人が出場。2日間の予選ラウンドを行い、60位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進出する。賞金総額3千万円(優勝賞金540万円)。

 上位2選手は姉妹提携するレギュラーツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」(11月14~17日・松山市)の出場権を得る。

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