広島県福山市でクマとみられる目撃情報、体長約1メートル成獣か

クマ情報

 広島県福山市は27日、同市山野町山野でクマとみられる動物1頭の目撃情報が寄せられたと発表した。

 市によると、26日午後5時55分ごろ、犬を連れて広場を散歩中だった70代男性が近くの森から出てきたクマとみられる動物と遭遇。体長約1メートルの成獣とみられ、犬に体当たりした後、山の中へ逃げた。犬は脚にけがをしたという。

 現場は山野農村公園の西約4キロの山あい。連絡を受けた市職員が27日に現地を確認し、草むらを通って逃げた跡などからクマの可能性が高いと判断した。周辺に看板を設置するなどして注意喚起する。

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