原爆資料館 “電子チケット” 利用が増加 入館者数の半数以上に 過去最多の入館者数を記録し長い行列も・・・ 待ち時間の減少にも貢献

広島市は、3月から始めた原爆資料館の電子チケットの利用者が、今月は全体の半数以上に達したと明らかにしました。

広島市によりますと、3月時点では電子チケットを購入・予約している人の割合は全入館者数のうち3割程度でしたが、今月には26日時点ですでに51.1パーセントに達したということです。

また、3月以降で1日7000人以上と入館者数の多かった38日間のうち31日間で待ち時間が30分以下だったということです。

広島市 平和推進課 西田満 課長
「WEBによるシステムの利用拡大は、入館待ちに列の緩和に資すると考えられるため引き続き利用を促したい」

広島市によりますと、昨年度の入館者数は198万1782人と過去最多を記録し、入館待ちの長い行列もできていました。

広島市は、開館時間を延長している朝と夕方の入館を呼びかけるほか、館内の混み合う場所を把握するため入館者の動線調査などを実施し、混雑緩和に努めたいとしています。

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