大谷翔平、今年後半に投球練習を開始へ「ルーティンを始めるだろう」ド軍コーチが明かす「いまは2つのことだけに集中しているが…」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、今年の後半に投球練習を開始するという。ドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』が報じた。

「二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニが着実にマウンド復帰に近づいている。ドジャースの三塁コーチ、ディノ・エベルはシーズン後半にオオタニが投球練習を開始する予定だと語った」

エベル三塁コーチは、「オオタニは、シーズンの後半に投球のルーティンを始めるだろう。でも、いまは2つのことだけに集中している。ボールを打つことと、盗塁を含む優れた走塁だ」と明かした。

さらに、「彼は驚くほど成長した。今年に投げないことは誰もが分かっていると思うが、打席で集中してベースランニングをするという点で、本当にいい仕事をしている」とも語っている。
エベル三塁コーチは、2006年から18年にかけてロサンゼルス・エンジェルスでコーチを務めており、18年には大谷を指導。2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では米国代表の三塁コーチとして、侍ジャパンと決勝を戦った。

「彼がエンジェルスに投手兼打者として加わったとき、違いが分かった。それから6年経ったいま、ドジャースで最高レベルのパフォーマンスを発揮し、キャリアで最高のスタートを切った。そしていま、投球を始めようとしている」

大谷は韓国・ソウルでの開幕シリーズを戦い終え、米国に戻ってから投手としての練習を開始。試合前にキャッチボールを行なう姿を披露するなど、少しずつ投手として復活する道を歩んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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