専門店が続々オープン!話題のグリークヨーグルトを編集部が作ってみた

濃厚でこっくりとした味わいと風味が特徴のグリークヨーグルト。最近、続々と専門店がオープンしています。憧れのグリークヨーグルトをおうちでも味わいたい編集部スタッフが、市販ヨーグルトで作るグリークヨーグルトのレシピを開発しました。

濃厚な味わいにハマる人続出!話題のグリークヨーグルトって?

クックパッドニュースで2024年上半期の食トレンドとして紹介したグリークヨーグルト。いわゆる「水切りヨーグルト」と同じものですが、水切りをしっかりすることで濃厚なクリームチーズのような風味が楽しめるのが特徴。韓国ではフルーツやナッツ、シリアル、コムハニー(巣蜜)などを豊富にトッピングして楽しむスタイルが確立されブームとなっているそうです。

日本でも専門店が続々オープンしているとの噂を聞きつけ、編集部スタッフが早速行ってきました!

連日行列!人気のグリークヨーグルト専門店に行ってみた

編集部スタッフが訪れたのは、 韓国スタイルのグリークヨーグルトを提供する「Bowls#(ボウルズ)」。5月15日に原宿・竹下通りにオープンしたばかりで、連日開店前から行列ができるほどの人気ぶりです。

Bowis# では「オリジナルヨーグルトボウル」(1,650円)のほか「アサイーヨーグルトボウル」(各1,760円)など各種トッピングが選べます。実際に食べてみると、ヨーグルトはかなり濃厚。クリームチーズのような、生クリームのような、こっくりとした味わい。これはおいしすぎる…!

憧れのグリークヨーグルト、市販品で作るならコレ

毎日でも食べたいけれど、お値段はなかなかお高め…。ということで、市販のヨーグルトで作れるレシピを編集部で開発しました!

濃厚グリークヨーグルト by クックパッド編集部

今回編集部が用意したのは、市販のヨーグルト3種類。どの商品で作るのが最もグリークヨーグルトっぽさが出るのか実験してみました。

水切りする前の質感はこんな感じ。左から、小岩井/ビヒダス/ブルガリアです。

小岩井はさらっとした質感、ビヒダスは癖のないプレーンヨーグルト、ブルガリアは少し酸味が強い印象です。

ボウルとザルを重ね、ザルにさらし(ふきんやガーゼ布でもOK)を被せてヨーグルトを水切りしていきます。水分が出た時に浸らないよう、深さのあるボウルがおすすめです。

ヨーグルトを布で包んで水を入れた保存袋を重しにして、いざ水切り。この状態で冷蔵庫に入れて1時間待ちます。

1時間後の様子がこちら!

水、切れてる!ボウルにはたっぷり水分が出ていました。見た目もかなりこっくりとした印象。どのくらい水分が減ったかスケールで測ってみたところ、4分の1程度の重量になっていました。

◾️小岩井生乳ヨーグルト:400g→117g
◾️ビヒダス:400g→136g
◾️ブルガリア:400g→167g

もともと水分の量が多めだった小岩井が、一番しっかり水切りできています。オフィスにあった食品(はちみつ、チョコ、ナッツ、ピスタチオ)をトッピングして、できあがり!

編集部スタッフが3種類を食べ比べした結果、質感や風味がお店で食べたヨーグルトに一番近いのは全員一致で「ビヒダス」という結果に!

小岩井はコクがありチーズ感が強め、ブルガリアはやはり酸味が強めなので、すっぱいのが好きな人におすすめです。

話題のグリークヨーグルトは家で作れる!

1個約180円の市販のヨーグルトでも、リッチなお店の味にかなり近いものができました。

ちなみに「ギリシャヨーグルト」として市販されている商品もスタッフで食べてみましたが、こちらは全員「なんか薄いね…」という反応でした。パッと見でもそこまでしっかり水切りされている状態ではなく、口当たりもかなり軽め。

ヨーグルトとしてはおいしいのですが、グリークヨーグルトならではのコクと濃厚さを味わいたい方は、おうちで手作りがおすすめです!ぜひ試してみてくださいね。

濃厚グリークヨーグルト by クックパッド編集部

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