マンチェスターシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、今夏の移籍市場で一部の選手が退団する可能性を認めた。
今シーズンのマンチェスター・シティはプレミアリーグで史上初となる4連覇を達成し、歴史に名を刻んだ。5月25日に行われたFAカップ決勝戦ではマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、2冠とはならなかったものの、シーズン終盤戦は持ち前の強さを誇った。
グアルディオラ監督は、FAカップ決勝戦後にインタビューに応じ「素晴らしく、並外れた存在だった」と長丁場のシーズンを戦い抜いた選手たちを称賛し、以下のように続けた。イギリスメディア『Mirror』が伝えている。
「来シーズンはまだ先の話で、プレミアリーグで優勝した後では、状況を受け入れることは難しい。とにかく今はリラックスして、できるだけフレッシュな状態で戻ってくる必要がある。来シーズンも一歩ずつ進み、トレーニングに取り組み、様子を見たい。私の感想としては、今シーズンは素晴らしいものだったということだ」
今夏の移籍市場では、長年グアルディオラ監督の下で活躍してきた中心選手の移籍が噂されている。サウジ・プロリーグのクラブは、ブラジル代表GKエデルソンとベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネに興味を示していると報じられている。他にも2026年6月まで契約を結んでいるベルナルド・シウヴァには、5000万ポンド（約100億円）の契約解除金が設定されており、ここ数シーズンはバルセロナが動向を追っている。
グアルディオラ監督は選手の入れ替わりがあることを示唆しており、このように語っている。
「何人かの選手はチームに残留するかどうか決断しなければならないし、そして何人かの選手は移籍するかもしれない。私はシーズンを通じて、選手たちが見せてきた振る舞いに満足している。スポーツディレクターは『来シーズンはすべてうまくいく』と言うが、現地点では何が起こるかわからない」
