エルヴィス・プレスリー愛用の「聖書」がオークション出品 信心深くコンサート前には祈りを口に

エルヴィス・プレスリーが個人的に使っていた「聖書」がオークションに出品された。寝室のテーブルに常備してあったというアイテムは、1977年に42歳で亡くなったエルヴィスの死後、従姉妹のパッツィー・プレスリーが、エルヴィスの父親と共に故人の持ち物の整理をしていた際に発見したものだという。

GWSオークションズではいきなり3万ドル(約470万円)のいきなり入札が入っており高値での落札が予想される。アイテムの表紙には「Elvis Aaron Presley」とエルヴィスのフルネームが金の型押しで入っており、説明書きには「キングが共感したと見られる頁や文に印や下線が引かれています」と記載されている。

その中の一つ、ヨブ記の第31章24節から26節にはこうある。「私がもし金をわが望みとし、精金をわが頼みと言ったことがあるなら、私がもしわが富の大いなる事と、私の手に多くの物を獲えた事を喜んだことがあるなら、私がもし日の輝くのを見、または月の照りわたって動くのを見た時」

信心深いことでも知られていたエルヴィスは、日常的に聖書を読み、コンサート前には祈りを口にしていたという。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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