【レシピ】大量消費!今こそ食べたい新玉ねぎのおかず3選

野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんに教わるおすすめ野菜。
今回は、今が旬!の新玉ねぎを使ったおかずを、3つご紹介します。

どれも、新玉ねぎの魅力を引き出した、新玉ねぎだけが主原料のおかずです。
旬の野菜は安くてお買い得!大量消費レシピで、初夏の野菜ライフを楽しみましょう。

新玉ねぎと玉ねぎの違い

新玉ねぎは、乾燥させずにすぐに出荷した玉ねぎ。玉ねぎに比べてみずみずしくて柔らかく、辛味が少ないので、生食でも食べやすいです。

おいしい新玉ねぎを選ぶコツは、表面に傷がなく、かたくしまっていて、重みがあるものを選ぶこと。新玉ねぎは水分が多いので、なるべく新鮮なものを選び、冷蔵庫に保管して早めに食べ切りましょう。

今回は、新玉ねぎを大量消費できる、簡単で食べやすいレシピ、3選をご紹介します。

お好み焼き風味!「新玉ねぎのマヨポンサラダ」

いつもの新玉ねぎサラダにお好み焼き風の調味料をかけるだけで、あら不思議! つぎつぎと手が伸びる、魔法のサラダに変身します。

調味料で和えることで、水でさらす手間がなく、辛味が穏やかになります。

【材料】2人分
新玉ねぎ 1個
米酢 大さじ1
醤油 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
かつお削り節 適量
青のり 適量

【作り方】
1 新玉ねぎは皮をむいて半分に切り、繊維に沿って薄くスライスする。
2 ボウルに入れて米酢、醤油、マヨネーズを加え、菜箸で混ぜる。
3 5分ほど置いてから器によそい、かつお削り節と青のりをふる。

オイルで作る「新玉ねぎのポタージュスープ」

オリーブオイルでじっくり炒めて、新玉ねぎの甘さをさらに引き出すスープ。

熱々を食べてもいいですが、冷やして冷製スープにするのもオススメです。

【材料】2人分
新玉ねぎ 1個(200g)
オリーブオイル 大さじ1
水 100ml
牛乳 200ml
塩小さじ1/2
A オリーブオイル 大さじ1
A こしょう 少々

【作り方】
1 玉ねぎはくし切りにする。
2 鍋を弱火に熱してオリーブオイルを入れ、温まったら新玉ねぎを加えて木べらなどで炒める。
3 新玉ねぎが透きとおったら、中火にして水を入れる。
4 沸騰したら弱火にしてフタをし、柔らかくなるまで10分ほど煮る。
5 ブレンダーにかけてなめらかにする。
6 塩と牛乳を加えて再び弱火にかけ、塩がとけて牛乳が温まったら2枚のお皿によそう。
7 A(オリーブオイル大さじ1、こしょう少々)を半量ずつかける。

葉つき新玉ねぎで作る「新玉ねぎのみそ炒め」

旬の時期には、青々しい葉つきの玉ねぎも出まわります。葉つき新玉ねぎに出会ったら、ぜひ作っていただきたい一品。

新玉ねぎの甘さを存分に味わえます。ご飯のお供にも最適!葉のない新玉ねぎに、青ネギの青い部分でも代用できます。

【材料】
葉つき新玉ねぎ 2個
ちりめんじゃこ 大さじ1
ごま油 大さじ1
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1
みそ 大さじ1〜2
すりごま 大さじ1

【作り方】
1 葉つき新玉ねぎの白い部分はくし切りにする。葉の部分は小口切りにする。
2 鍋を強め弱火に熱してごま油を入れ、新玉ねぎを加えて炒める。
3 油がまわったら酒、本みりん、ちりめんじゃこを入れ、上にみそをのせてフタをする。
4 5分ほどしたら中火にしてすりごまを加え、木べらなどで全体を混ぜる。汁気がなくなるまで煮切る。

新玉ねぎの魅力は、何より甘いこと!その甘さは生食だけでなく、加熱した料理でも楽しめますよ。

ただし、新玉ねぎは足がはやいので、買ったらすぐにいろいろな料理を楽しんでください。

旬の野菜をたっぷり食べると、季節に合った体に整えてくれますよ。

■執筆/越野美樹…調理師資格・野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムで発信する。
編集/サンキュ!編集部

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

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