【旬野菜レシピ】絹さやえんどう・スナップえんどう・さやいんげんで簡単豆おかず3選!

今の時期は、絹さやえんどう、スナップえんどう、さやいんげんなど、豆科の野菜が旬!

今回は、野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんが、それぞれの野菜の、みずみずしさと甘さを味わえる料理、3つをご紹介します。

豆科の野菜の違い

今の時期、豆科の野菜がつぎつぎと旬を迎えます。

さやえんどうとスナップえんどうは「えんどう」の仲間です。きぬさやえんどうは緑鮮やかでさやが薄く、スナップえんどうはさやがぽってりとして甘みがあります。

さやいんげんも若いさやを食べます。仲間には、モロッコインゲンなどもあります。

どれも若いさやごと食べる野菜で、調理法次第で甘く仕上がります。

今回は、絹さやえんどう、スナップえんどう、さやいんげんを使ったかんたん料理をご紹介します。

下ゆでいらず!「絹さやえんどうとしめじのさっと煮」

下ゆでをせずに作れる、絹さやえんどうの簡単おかず。お弁当にもオススメです!

しめじの旨みがあるので、出汁を使わなくても旨みを感じます。

【材料】2人分
絹さやえんどう 100g
しめじ 50g
本みりん 大さじ1
醤油大さじ1/2

【作り方】
1 絹さやえんどうはヘタと筋をとる。しめじは石づきを除く。
2 鍋に水100ml(分量外)を入れて中火にかけ、沸騰したらしめじを入れて木べらなどで混ぜる。
3 絹さやえんどうと本みりんを加えて木べらなどで混ぜ、鍋肌から醤油を加えて煮切る。

お弁当にも!「さやいんげんとにんじんの豚肉巻き」

こちらもさやいんげんを下ゆでせずに作れる一品。冷めてもおいしいので、お弁当にもオススメです。

豚肉の旨みが野菜に染み込み、ご飯が進みますよ!

【材料】4人分
豚ロース肉(薄切り) 200g
さやいんげん 約100g(豚肉の枚数の倍の本数)
にんじん 1/2 本
菜種油 大さじ1
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1
醤油 大さじ1

【作り方】

下準備:さやいんげんは筋をとっておく。
1 にんじんはさやいんげんの長さに合わせて5cmほどの長さに切ってから、5mmほどの拍子木切りにする。
2 豚ロース肉(薄切り)をまな板に縦長に広げて置き、手前にいんげん2本とにんじん1切れを入れ、クルクルと巻いていく。
3 フライパンを中火に熱して菜種油を入れ、3を並べて焼きつける。
4 酒、本みりん、醤油と水200ml(分量外)を入れて弱火にしてフタをする。
5 時々フタを開けて転がしながら煮汁がなくなるまで煮る。

パクパクいける!「スナップえんどうの粒マスタードディップ」

スナップえんどうは甘みを引き出すゆでかたをすると、そのままで満足できます。

粒マスタードを使った簡単ディップをつけると、どんどん手が伸びますよ!

【材料】2人分
スナップえんどう 100g
塩 ひとつまみ
マヨネーズ 大さじ1
粒マスタード 小さじ1

【作り方】
1 スナップえんどうの筋を取る。
2 鍋に湯を沸かし、沸騰したら1を入れる。一呼吸置いたら裏返し、再び沸騰したらザルに広げてあげる。
3 ボウルにマヨネーズと粒マスタードを入れてよく混ぜる。
4 2が冷めたら器に盛り、3を添える。

旬の野菜は値段も安く、旨みや甘みがのっています。

つぎつぎと旬を迎える豆野菜をたくさん食べて、梅雨を元気に迎えたいですね。

■執筆/越野美樹…調理師資格・野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムで発信する。
編集/サンキュ!編集部

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

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