国土交通省航空局、JALに厳重注意 安全上のトラブル相次ぎ

国土交通省航空局は、安全上のトラブルが相次いで発生した日本航空(JAL)に対し、厳重注意した。

2023年11月5日にシアトルで許可を受けずに滑走路を横断したほか、2月6日にもサンディエゴで異なる誘導路に進入し、許可を得ずに滑走路手前の停止線を越えた。4月22日にはダラスで、滞在中の機長が過度な飲酒に起因する不適切行動により、乗務予定の便に乗務できず、同便が欠航になった。

5月10日には福岡空港で、他機が離陸滑走中に滑走路手前の停止線を越え、他機が管制官の指示で離陸を中止した。5月23日には羽田空港の駐機場で、出発のためにプッシュバック中の機体とトーイング中の機体の主翼端同士が接触した。

国土交通省航空局では、航空輸送の安全の確保に向けた更なる取組みを検討の上、6月11日までに再発防止策を報告するよう指示した。

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