<レスリング>パリ・オリンピック代表13人がマット上に集結、高谷大地(自衛隊)が「覚悟」を強調

東京・東京体育館で行われた2024年明治杯全日本選抜選手権・最終日の5月26日、決勝の前にパリ・オリンピック代表内定13選手がマット上で紹介された。

代表内定選手は、エスコートキッズとともに登場。一人ずつ紹介され、観客からの声援を受けた。代表して男子フリースタイル74kg級の高谷大地(自衛隊)があいさつ。「一番大事なことは覚悟」と強調し、パリでの健闘を誓った。日本協会の富山英明会長は、2021年東京オリンピックの金メダル5個を上回る「金6」を目標に掲げた。


■高谷大地の決意表明「このメンバーでパリに向かいます。スポーツの世界は、100パーセントと勝つ、これが正解、というものはありません。ですが、それが100パーセントになるよう、その数字に近づけるよう、日々、努力しています。

その中で、オリンピックを皆さんで楽しんでもらうために、選手だけではなく、いま会場に来ている皆さん、いつもサポートしてくださっているコーチや仲間たち、身近なレスリング関係者だけでレスリングを楽しむのではなく、一般の方々を巻き込んでレスリングを楽しんでいければいいな、と思います。

我々闘う選手は、浅い試合をするのではなく、深く、そして堅く、闘っていきたいと思います。我々に一番大事なことは、覚悟です。覚悟が一番大事だと思っています。それを胸に闘ってきます。

最後に、大会関係者の皆様、裏方でいつも大会を運営してくださっている皆様、いつも取材をしてくださっているメディアの皆様に感謝の言葉を述べさせてもらいます。本日は、このような場をつくってくださり誠にありがとうございます。頑張ってきます」

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