「金色の風」の日 おいしさ発信 5月29日 岩手大、県立大、首都圏で

 県や農業関係団体で構成する「いわてのお米ブランド化生産販売戦略推進協議会」(会長・佐藤法之県農林水産部長)は、県オリジナル水稲品種「金色の風」の記念日となる29日に県内大学で金色の風のパックご飯を配布するほか、東京都内で生産者が直接おいしさを伝えるなどして本県のブランド米をアピールする。

 同協議会は、語呂合わせで4月29日を「銀河のしずくの日」、5月29日を「金色の風の日」に設定。両記念日間を「いわて純情米消費拡大月間」と定めて、県産米の消費拡大に向けた取り組みを強化している。

 これに関連し、当日は盛岡市の岩手大と滝沢市の県立大の食堂で学生へ金色の風のパックご飯を合わせて529個を配布する。東京都の銀座三越店内にある米穀専門店では、生産者が出向いておいしさをアピールし、中尊寺金色堂建立900年限定のパッケージに入った金色の風50個を限定販売。都内にある本県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」では、いわて純情むすめらが金色の風と銀河のしずくの試食品を提供し食べ比べてもらうほか、買い物客に金色の風をプレゼントする。

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