中国テクノロジー業界の調査会社、億欧智庫（ＥＯインテリジェンス）によると、中国の化粧品の小売額は2025年に4,718億元（約10兆2,000億円）となる見通しだ。23年（4,142億元）から約14％増える計算。
19年以降は22年を除いて右肩上がりで推移。19～25年の年平均成長率は6.7％のペースで推移するとみている。25年は19年の2,992億元から６割近く増えることになる。
億欧智庫は、今後は人工知能（ＡＩ）をはじめ各種デジタル分野の新興技術などを使った製品開発や接客、マーケティングが進むと予測。メーカーが原材料に注目し、天然素材やオーガニック材料などを活用する動きが広がっていることも指摘した。
