沢口靖子主演「科捜研の女」節目の25周年で“原点回帰”。全レギュラー続投&新キャストが加入

テレビ朝日系では、7月3日から連続ドラマ「科捜研の女 season24」(水曜午後9:00)を放送することが分かった。沢口靖子が主演を務める「科捜研の女」は、1999年の開始以来、現行の連ドラ最多シリーズの記録を更新し続けている。今年でシリーズ誕生25周年を迎える“科学捜査ミステリーの原点”として人気を博しているシリーズの最新作が、初回2時間スペシャルでスタートを切る。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)で法医研究員として働く主人公・榊マリコ(沢口)は一癖も二癖もある研究員たちと、法医や物理、化学や文書鑑定などのさまざまな専門技術を武器に、現場に残されたわずかな手掛かりを分析して事件の真相を解明していく。節目を迎える新シーズンのキーワードは、さらなる進化に向けた「原点回帰」。科学の進歩で高度化してきた科学捜査の手法を初心に帰って、技術や仕組みを分かりやすく伝え、より科学捜査の面白さを体感できるドラマを目指す。

season24では、京都府警捜査一課刑事・土門薫(内藤剛志)をはじめ、物理担当研究員・君嶋直樹(小池徹平)、洛北医大の解剖医・風丘早月(若村麻由美)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、科捜研所長兼文書研究員・日野和正(斉藤暁)、映像データ研究員・涌田亜美(山本ひかる)、土門とコンビを組む若手刑事・蒲原勇樹(石井一彰)、府警本部長・佐伯志信(西田健)、刑事部長・藤倉甚一(金田明夫)ら、全レギュラーメンバーが集結。新レギュラーも加わり、物語はさらに深みを増していく。

さらに、マリコの科学捜査に懸ける思いを今まで以上にクローズアップ。科捜研の中軸として25年にわたり第一線で事件と向き合い続けてきたマリコが、何を思ってひたむきに職務にまい進し続けるのか。共に事件と向き合う後輩たちや、事件を通して関わる若者たちに、マリコの胸中をいまだかつてない鮮やかさで伝え、未来を担う世代へのマリコの情熱の継承をも描き出す。

沢口は「25周年という節目を迎えることができたのは、支えてくださる皆さまのおかげです」と真っ先にファンへの感謝を語った上で、「今シーズンのマリコは従来のりんとした雰囲気に加えて、軽やかさ、柔らかさも意識して毎日の撮影に臨んでいます」と、「人生の半分以上を共に過ごしている分身のような存在」と表するマリコから、さらなる魅力を引き出していく決意を告白。

全レギュラーキャストが続投することにも触れ、「初日からすぐに意気投合して、昨日までまるでご一緒に撮影していたかのような雰囲気です。先日は久しぶりに京都でみんなで食事をして一致団結しました」と結束力を高めていることを明かす。また、「科学をより分かりやすくお届けすること、そしてストーリーを通して心に響くメッセージを大切にお届けしたい」と意欲をアピール。

あらためて「また皆さまとお会いできることになり、とてもうれしく思います。最新の科学捜査と心温まる人間ドラマをどうぞ楽しみにしていてください。新たなレギュラーメンバーも加わる予定ですので、ぜひ続報にご期待ください!」と呼び掛けている。

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