一体なぜ? 遠藤航がプレミア“期待外れの補強ランキング”でまさかのトップ5入り。海外メディアが選定「衝撃的かもしれないが...」

昨夏にシュツットガルトから加入したリバプールの遠藤航は、シーズン中盤以降は不動のアンカーとしてプレー。当初の期待を上回る奮闘を見せてきた。

そのパフォーマンスを称賛する声も少なくないなかで、信じ難い見方もあるようだ。海外メディア『NOTJUSTOK』は5月27日、プレミアリーグの「期待外れの補強トップ10」を発表。なんと4位に遠藤をセレクトしている。

「エンドウは我々のリストで衝撃的な名前かもしれないが、2023-24シーズンを通しての彼のパフォーマンスは成功と失敗の両方を含めて多くの議論を引き起こしており、これは突飛な話ではない」

そう切り出した同メディアは、「リバプールがエンドウを獲得したのは多くのファンにとって驚きであったが、彼らはこの日本人MFがプレミアリーグにどのように適応するのかを楽しみにしていた」とし、こう続けている。

「彼は合計43試合に出場し、主に守備的MFとして活動したが、必要に応じて他の役割にも適応したことから、彼の多用性は明らかであった。3ゴール・1アシストを記録し、時折攻撃にも関与する活躍を見せた。エンドウにとってリバプールでの最初のシーズンは学びの多い経験となった」

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そして、「当初、彼はプレミアリーグのペースとフィジカルに苦戦し、一貫性のないパフォーマンスにつながった。24-25シーズンがアルネ・スロット新監督の下で異なるものとなるかどうかはまだ分からない」と綴っている。

ただ、若いとはいえ、明らかに遠藤より貢献度が低かった同僚のライアン・フラーフェンベルフが5位で、他にも期待外れだった選手たちがずらり。なぜ、日本代表のキャプテンが、しかも上位にランクインしているのか、違和感のあるランキングとなっている。

『NOTJUSTOK』の「プレミア期待外れの補強ランキングトップ10」は以下の通りだ。

1位 サンドロ・トナーリ(ニューカッスル)
2位 メイソン・マウント(マンチェスター・ユナイテッド)
3位 マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ)
4位 遠藤航(リバプール)
5位 ライアン・フラーフェンベルフ(リバプール)
6位 クリストファー・ヌクンク(チェルシー)
7位 カルビン・フィリップス(ウェストハム)
8位 マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ)
9位 ソフィアン・アムラバト(マンチェスター・ユナイテッド)
10位 アンス・ファティ(ブライトン)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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