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現地時間5月27日に開催されたブンデスリーガの入れ替えプレーオフ・第2レグで、田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史が所属する2部3位のデュッセルドルフと、浅野拓磨が擁する1部16位のボーフムが前者のホームで対戦した。
敵地での第1レグで3-0と快勝したデュッセルドルフは田中が3ボランチの一角で先発し、アペルカンプと内野がベンチスタートとなったなか、浅野が先発を外れたボーフムが先制点を奪う。18分、セットプレーからホフマンに触ったボールがゴールに吸い込まれた。
その後も、アウェーチームがペースを握る展開で前半が終了する。
58分のニ枚替えで浅野を投入したボーフムは、66分にホフマンのヘッド弾で追い上げると、その直後にハンドでPKを獲得。これをシュテーガーが決めて、70分について同点に追いつく。
さらに、72分には左サイドからのクロスに浅野がヘッドで合わせるも、これはGKの好セーブに阻まれる。76分に田中が下がり、83分に内野を投入したホームチームに対し、ボーフムは89分にもチャンスを迎えるも、浅野がラストパスに惜しくも合わない。
2試合合計3-3で突入した延長戦では、デュッセルドルフが押し込んだものの、ゴ―ルを奪えず、勝負の行方はPK戦へ。
両チーム1人ずつ外して迎えた7人目、先攻のボーフムが成功した一方で、後攻のデュッセルドルフは内野が大きく枠を外して失敗。6ー5で制したボーフムが奇跡の残留を果たし、デュッセルドルフは5シーズンぶりの1部昇格を逃した。
【動画】PK失敗で号泣する内野を指揮官が抱擁
構成●サッカーダイジェストWeb編集部