新潟市東区でマムシ1匹が"脱走" 「マムシ酒作ろうとしたらかまれた」50代男性を緊急搬送・自宅敷地内で捕獲

新潟市東区紫竹の民家から逃げ、捕獲された体長約40センチのマムシ=5月28日(新潟市提供)

 5月27日午後7時前、新潟市東区紫竹の50代男性から「マムシにかまれて逃げられた」と、消防を通じ市に連絡があった。市保健所によると、逃げたマムシは1匹で体長約30~40センチ。市職員らが28日午前10時から捜索し、午前11時前に男性宅の敷地内で発見、捕獲した。

 新潟市保健所によると、男性が小千谷市方面の山間部でマムシ2匹を捕まえ、自宅に持ち帰った。マムシ酒を作るためペットボトルに入れようとしたところ、1匹が男性をかんで逃げたという。男性は救急搬送され、3日間入院することになった。

 マムシは淡い褐色に濃い褐色のまだら模様が特徴。血液毒を分泌する毒牙を持つが、性格はおとなしく、不用意に近づかなければ人を襲うことはないという。

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