「産休クッキー」どう思う?300人に意識調査。約半数は「可愛い」と思う一方、実際の仕事の負担は...

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産休に入る女性が職場へ産前の挨拶のため配る「産休クッキー」を紹介したSNS投稿が炎上しました。

一見配慮とも見られる「産休クッキー」ですが、「幸せアピール」「そこまでする必要があるのか?」などの物議を醸すきっかけになりました。働く人々はどのような認識を持っているのでしょうか?

転職・キャリアノウハウメディア「すべらない転職」は、日本国内で働く20代〜60代を対象に、「産休クッキー」に関する意識調査を実施。300人から回答を得て、その結果を発表しました

産休クッキー、約半数は可愛いと思っている

まず、「産休クッキーについてどう思いますか?」という質問に対しては、49%が「可愛いと思う(嬉しい、素敵)」と回答。一方で「やりすぎだと思う(いらない・困る・不快など)」と回答した人は27%でした。

産休に入る人から「何もいらない」「挨拶だけでいい」と思ってる人がほとんど

次に、「産休に入る人から贈り物などの配慮は必要だと思いますか?」という質問に対しては、「何もいらない」が45%、「挨拶だけ欲しい」が45%でした。「お菓子と挨拶が欲しい」と答えた人はわずか9%という結果になりました。

産休に入る人に対し、多くは喜ばしいと思ってる

「産休に入る人に対してどう思いましたか?」という質問に対しては、「喜ばしいと思った」が54%、「何も思わなかった」が30%でした。一方で「負担を感じた」と回答した人は16%でした。

しかし、多くの人は仕事の負担が増えたと感じている

これまで、産休に入る人に対して温かく寛容の意見が多かった一方、「産休に入る人が出たことで仕事の負担は増えましたか?」という質問に対しては、76%が「はい」と回答。現実として、多くの人が負担が増えていると感じていることが明らかになりました。

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