浅野拓磨のボーフム、奇跡のブンデス残留!チームを救った37歳の代役守護神が涙の引退発表 「これが最後の試合」

浅野拓磨が所属するボーフムが大逆転でブンデスリーガ残留を決めた。

田中碧と内野貴史が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフとの対戦になったブンデスリーガの昇降格プレーオフでPK戦の末に勝利したのだ。

ボーフムはホームでの1stレグに0-3で完敗したことで残留は絶望的に思われたが、5万人以上が詰めかけた敵地での2ndレグは展開が一変。3点を奪って2戦合計スコアを3-3に持ち込むと、PK戦の末に残留を決めた。

フォルトゥナの内野貴史は最後にPKを失敗してしまい、彼はむせび泣いていた…。

一方、ボーフムのディレクターであるパトリック・ファビアンは「(1stレグに0-3で負けていたので)もはや誰も我々を当てにしていなかった。だからこそ選手たちを誇りに思う」と残留を喜んでいた。

そんなボーフムを救ったのは、37歳の控えGKアンドレーアス・ルーテ。本来の守護神であるマヌエル・リーマンがプレーオフを欠場したため、代役としてゴールマウスを任された。

クラブは「相容れない意見の相違があるため」とリーマン欠場の理由を説明していたが、彼は「奇形児たちが」とチームメイトに言い放ったこともあるお騒がせ選手。プレーオフ前のレギュラーシーズン最終節でも味方と衝突したとされている。

漢気!「古巣に戻って引退した」世界的スーパースター

『Sky』によれば、代役として残留に貢献したルーテはこれで現役を引退すると宣言したという。

「これがプロとしてのラストゲームだった。そう考えれば、私の心にも何も残らない。今がやめるにふさわしい時だ、我がクラブでね」

ルーテは今年1月に古巣であるボーフムに復帰。当初から契約は半年だったが、これでキャリアを終えることにしたようだ。

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