東武東上線で人身事故 女性死亡…急行にはねられる 朝の踏切で悲劇、最大100分の運転見合わせ 運転士が女性を目撃、20~30代だった

東武東上線、踏切で女性はねられ死亡

 27日午前8時ごろ、埼玉県富士見市上沢3丁目、東武東上線ふじみ野―鶴瀬間の踏切で、女性が小川町発池袋行き上り急行列車(10両編成)にはねられ、全身を強く打ち死亡した。

 東入間署によると、現場は遮断機のある踏切。運転士が女性を発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。乗客乗員にけがはなかった。女性は20~30代とみられ、同署で身元の確認と事故原因を調べている。

 東武鉄道によると、事故で同線は池袋―小川町間の運転を見合わせ、上下49本が運休し、最大100分の遅れが生じ、乗客約6万1千人に影響した。

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