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電車やバスなど公共交通を積極的に利用してもらおうと、日本私鉄労働組合関東地方連合会(本部東京)は27日、茨城県水戸市のJR水戸駅前で公共交通利用促進キャンペーンを実施した。同連合会関係者を含む約50人が、ティッシュの配布などを通して利用促進を呼びかけた。
全国の私鉄、バス、タクシーの労働組合員でつくる日本私鉄労働組合総連合会の公共交通利用促進運動全国行動の一環。関係者らは電車やバスでの移動をアピールする言葉が書かれたティッシュ約2000個を用意し、行き交う学生や会社員らに声をかけながら配った。
新型コロナウイルスの影響による利用者減で、大幅な減収に苦しむ鉄道やバスの会社は多いという。関東地方連合会の野口元康副執行委員長(58)は「なくなってからではなく、今、電車やバスの重要性を再認識してほしい」と話した。