「空振り覚悟」対応へ準備 宮崎県内市町村、早期警戒 線状降水帯発生恐れ

避難所に身を寄せる高齢者=27日午後6時37分、えびの市文化センター

 気象庁が本県と鹿児島県に府県単位で初となる線状降水帯の発生可能性予測を発表した27日、県内では避難所開設や自主避難など早期警戒の動きが相次いだ。28日の日中にかけて予想される大雨に備え、臨時休校を決めた学校も。県内で本格的な出水期を前に緊張感が高まる中、防災担当者は「空振り覚悟でしっかりとした対応を取る」と気を引き締めている。

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