バレーボール男子、盛岡南が9年ぶりの頂点 岩手県高校総体

男子決勝 盛岡南-花巻東 第2セット、盛岡南の佐々木優成がスパイクを決め、11-7とする=花巻市総合体育館

 第76回岩手県高校総体第6日は27日、各地で2競技が行われ、バレーボールの男子は盛岡南が9年ぶりの頂点に立ち、女子は盛岡誠桜が2年連続で優勝した。

 陸上の男子三段跳びは丹野正知(まさと)(盛岡一3年)が15メートル05(追い風参考)で2連覇した。女子100メートル障害は小長根心桜(みお)(盛岡四3年)が14秒58走り、2年連続で栄冠を手にした。

 第7日は2日空けた30日、バスケットボール、卓球、軟式野球の3競技を行う。

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 盛岡南として出場する最後の県高校総体で頂点に立ち、歓喜を爆発させた。持ち味の守備からコートを幅広く使う攻撃につなげ花巻東にストレート勝ちした。

 県内強豪校として何度も上位に進んだが、県高校総体の優勝は9年ぶり。来年4月からは同じく強豪の不来方と統合する。「勝って終わる伝統にしたかった」と佐々木綺斗主将(3年)。記憶にも残る歴史を刻んだ。

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