アストン・ヴィラ、エメリ監督との契約を2029年まで延長!…就任2季目はCL出場権獲得

アストン・ヴィラは27日、ウナイ・エメリ監督との契約を2029年6月末まで延長したことを発表した。

スペイン出身で現在52歳のエメリ監督は2004年の現役引退後に指導者へ転身し、古巣ロルカ・デポルティーバCFの指揮官に就任。その後はアルメリアやバレンシア、スパルタク・モスクワを率い、2013年1月から約3シーズン半に渡って指揮したセビージャでは史上初のヨーロッパリーグ(EL)3連覇という偉業を成し遂げた。

2016年夏からはパリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルと欧州屈指のメガクラブを率いるも、期待されたような成績を残すことができず。それでも、2020年夏に就任したビジャレアルでは初年度にEL制覇、翌年にチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出を果たすなど手腕を発揮した。

2022年10月にはプレミアリーグで17位と低迷していたアストン・ヴィラの監督に就任。瞬く間にチームを立て直し、初年度のリーグ戦を7位で終えてヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得すると、今シーズンもプレミアリーグ4位、ECLベスト4進出という好成績を挙げた。

アストン・ヴィラと新たな契約を締結したエメリ監督は、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「この一歩を踏み出せたこと、そしてこのクラブを率いる責任を非常に嬉しく思っているよ。ここに来て以来、我々は野心に溢れたプロジェクトを展開するための最高の環境と体制を常に見出してきた。スポーツディレクターやオーナーとも同じビジョンとゴールを共有している。このクラブには素晴らしい化学反応がある。ファンからのサポートによりまるで我が家にいるような気分になるんだ。夢に向かう限界のない旅を続けられることに興奮しているよ」

【動画】アストン・ヴィラがエメリ監督との契約延長を発表!

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