5月1位の記録続出 東海や関東は午後から大雨警戒

日本列島には前線がかかり、低気圧が九州の西海上を進んでいます。フィリピンの東海上には台風1号があって、前線に向かって南から梅雨時の非常に湿った空気が日本列島に流れ込んでいます。

きのう(27日)からけさ(28日)にかけて、西から活発な雨雲がかかり、その雨雲が日本付近を東進しています。きょう(28日)午前9時までの1時間降水量でみてみると、東海から西で激しい雨が降りました。5月の1位の記録を更新した所が多く、兵庫県神戸市38.5mm、岐阜県下呂市の金山で34.5mmなど観測しています。

このあと、活発な雨雲はあす(29日)未明にかけて、東へと進むでしょう。東海や関東の大雨のピークはこれからで、多い所では300mmを超える所も出てくる恐れがあります。西・東日本はまだ梅雨に入っていませんが、大雨による土砂災害や河川の増水や氾濫など警戒をしてください。線状降水帯が発生した場合は、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

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