［パリ ２７日 ロイター］ - テニスの四大大会第２戦、全仏オープンは２７日、パリのローランギャロスで女子シングルス１回戦を行い、世界ランキング１位のイガ・シフィオンテク（ポーランド）が順当に２回戦に進んだ。
予選から勝ち上がったレオリア・ジョンジョン（フランス）と対戦したシフィオンテクは６─１、６─２の貫禄勝ち。連覇に向け幸先のいい滑り出しとなった。２回戦では元世界１位の大坂なおみと対戦する。
全仏過去４大会で３回優勝のシフィオンテクはクレーコートで強さを見せているが、男子で同大会１４回優勝のラファエル・ナダル（スペイン）と比較されることには「早すぎると思う。まだそのレベルに達していないと思う。私はまだスタート地点にいる」と反応。
ただ、それでも「自分の実績は誇りに思う。常に自分の好きなサーフェス。テニスをやっていて最も楽しい場所」と語り、クレーコートに自信ものぞかせた。
日比野菜緒はベルナルダ・ペラ（米国）に２─６、０─６で完敗。第３シードのコリ・ガウフ（米国）はストレート勝ちで初戦を突破し、第５シードで昨年ウィンブルドン選手権優勝のマルケタ・ボンドロウソバ（チェコ）らも勝利したが、第６シードのマリア・サカリ（ギリシャ）は敗退を喫した。
