交流戦初戦、セ最下位ヤクルトは吉村貢司郎が8連勝中の好調ロッテに挑む 小島和哉は2年ぶり神宮登板

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リーグ4位タイ4勝挙げている吉村

プロ野球では今日からセ・パ交流戦が始まる。神宮ではセ・リーグ最下位のヤクルトとパ・リーグ3位のロッテが対戦。予告先発はヤクルトが吉村貢司郎、ロッテが小島和哉と発表された。

ヤクルトの吉村は2年目の今季2年連続で開幕ローテ入りすると、ここまで7試合に先発してリーグ4位タイの4勝(2敗)を挙げ、防御率1.85をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も4度記録するなど、先発として十分な仕事ぶりを見せている。

前回登板した17日の阪神戦(甲子園)では、5.2回98球を投げて4安打4奪三振2失点(自責は0)と好投。イニングを投げ切ることはできなかったが、リリーフ陣の力を借りて白星を手にした。そこから中10日で交流戦の“開幕投手”を務める。

チームは7カード連続で勝ち越しなく、現在2連敗中。2戦ともに零封負けを喫するなど打線に元気がない。ここまで好調の右腕はロッテ打線を封じ、チームに白星をもたらすピッチングが求められる。

中8日で交流戦初戦の先発託された小島

一方、ロッテ先発の小島和哉は、今季ここまで8試合に先発して3勝3敗、防御率2.51をマーク。QSも6度記録するなど安定した投球を見せている。

前回登板した19日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では、7.1回103球を投げて7安打5奪三振3失点。チームは勝利したが、リードを守り切れず悔しい登板となった。そこから中8日で今日の登板を迎える。

神宮球場は早稲田大時代に4年間戦った思い出深いマウンド。プロ入り後は2022年に1度登板し、勝敗はつかなかったが、6回5安打1失点と好投していた。

左腕は今日の登板に向けて「登板間隔をあけていただき、週あたまの火曜日、交流戦最初の試合に投げさせていただく意味をしっかりと自覚してマウンドに上がりたいと思います。打撃?チームバッティングが出来るように頑張ります。ただ、あわよくばヒットを打てればいいなあと思っています」と意気込む。

10戦負けなし、8連勝中のチームをさらに勢いづける好投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

巨人・山﨑伊織-ソフトバンク・有原航平(東京ドーム)
DeNA・A.ケイ-楽天・C.ポンセ(横浜)
中日・髙橋宏斗-西武・今井達也(バンテリンドーム)
阪神・村上頌樹-日本ハム・山﨑福也(甲子園)
広島・床田寛樹-オリックス・A.エスピノーザ(マツダスタジアム)



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