全日本クラブソフトボール九州予選 長崎県勢が男女優勝 男子・あいのわ、女子・出口グループ

初出場で優勝を飾った男子のあいのわ

 ソフトボールの第45回全日本クラブ選手権九州地区予選は25、26日、鹿児島県南九州市知覧平和公園多目的球場などで行われ、長崎県勢は男子のあいのわが優勝、ブラックスが準優勝、女子の出口グループペパーミントエンジェルズが優勝を飾った。
 男子16、女子7チームが出場。男子はトーナメント、女子は予選リーグから決勝トーナメントで競い、男子5、女子3チームが全日本大会(7月20~22日・男子=岡山県新見市、女子=岩手県一関市)の出場権を得た。
 長崎県勢対決となった男子決勝は、あいのわの先発メーンズが2失点で完投。準決勝でダイワアクト(佐賀)を倒してきたブラックスを8-2で退けた。女子決勝の出口グループ-佐伯中央病院(大分)は、出口グループが4-2で競り勝った。
 昨年11月に創部した男子のあいのわは、今季から本格的に始動。今大会は4試合で35得点と打線がつながり、主軸の調が3本、メーンズが2本の本塁打を放った。楠本監督は「初参戦の今季は長崎で1番を目標にしてきたが、選手たちのおかげで九州も勝つことができた。若い選手たちがコミュニケーションを取りながら“楽しんで勝つんだ”という気持ちで頑張ってくれた」と満足げだった。

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