京都の大雨、ピークは28日昼過ぎから 警報エリア拡大、帰宅時間帯に影響

大雨で増水し濁流になっている鴨川(28日午前、四条大橋付近)

 前線と低気圧の影響で、京都府内は28日、京都市や宇治市などに大雨警報が発表されるなど強い雨が降っている。京都地方気象台によると、雨のピークは昼過ぎから夕方にかけてとなり、帰宅時間帯の交通機関に影響が出る可能性もある。

 府内各地の28日午前10時半までの24時間雨量は、福知山市90.5ミリ、舞鶴市77.5ミリ、京都市中京区72ミリ、南丹市園部町66.5ミリ。

 昼過ぎにかけては、九州や四国にかかっていた強い雨雲が、京都府にもかかってくる見通しで、京都府南部では1時間に40ミリの強い雨が予想される。京都府北部にも大雨警報が拡大する可能性もある。浸水害や土砂災害に注意が必要という。

 JR西日本は、嵯峨野線や北陸線などで運転見合わせの可能性も発表しており、帰宅時間帯に交通が混乱する可能性もある。

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