中国人タレントが提起したIVEのMVに対する“陰謀論”、手がけた監督は「曲解ないように」と断固否定

中国人タレントがIVEの『HEYA』のMVに“陰謀論”を提起したなか、演出を手がけた監督が言及した。

最近、中国出身タレントのZhang Yu'an(チャン・ウィアン)は、自身のSNSに上げた映像で「ガールグループのIVE新曲ミュージックビデオティザー映像の一場面が、万人坑(日帝時代の集団虐殺地)を想起させ、ティザー公開日とコンサート日付が中国の苦しい歴史と関連がある」という陰謀論を主張。それとともに、「ミスだったとならば釈明せよ」とも伝えていた。

この発言に対して、MVを演出したユ・グァングェン監督が反応。監督は27日午後に自身のインスタグラムを更新し、「幼い頃、文房具店で見て欲しかったもの(両親にせがんだ)。 誰もが持っている頭の中の残滓とイメージの再現です。曲解がないように」とコメントしている。また、「そうでなければ正義の名の下に!」としてデマの流布に対する断固たる立場を表明した。

(写真提供=OSEN)IVE
(画像=ユ・グァングェン監督Instagram)

チャン・ウィアンはIVEの陰謀論のほか、「韓国は中国の文化を盗んでいる」という趣旨の発言もしている。それとともに、「韓国で誰かを捕まえてそのルーツをたどれば、3~4代前の先祖の相当数が中国人」とも話している。

なお、チャン・ウィアンは総合編成チャンネルJTBCのトークバラエティ『非正常会談』(原題)を通じて名を広めた中国人タレントで、2017年以降は韓国で活動していない。

(記事提供=OSEN)

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