【夢の自宅サウナ】 家にサウナを設置したい! どのくらいコストがかかりますか?

家に設置可能なサウナの種類

サウナには大きく「ドライサウナ(乾式サウナ)」「スチームサウナ(湿式サウナ)」の2種類があり、それぞれで特徴が異なります。これらの特徴や違いを理解することで、自宅に最適なサウナを選びやすくなります。

そのため、サウナを設置して後悔するリスクも軽減できるでしょう。本項では、家に設置可能なサウナの種類について紹介します。

ドライサウナ

ドライサウナ(乾式サウナ)は、高温で湿度が低いサウナです。日本では古くから愛され、スーパー銭湯や温泉施設でもよく見られるタイプです。

室内は電気やガスなどで温められており、80~100℃程度の温度に保たれます。短時間で汗を流すことができ、疲労回復などに効果があるとされています。ただし、慣れていないと息苦しさを感じる可能性があるため注意が必要です。

スチームサウナ

スチームサウナ(湿式サウナ)は、蒸気を利用して室内を暖めるタイプのサウナです。

ドライサウナと比べて湿気は高く温度はやや低め(40〜80℃程度)です。ゆっくりと体を温め、血行を促進し、リラックス効果を得ることができます。サウナの本場フィンランドでは、スチームサウナが主流であり、ロウリュが好まれています。

家にサウナを設置する際の費用相場

自宅にサウナを設置する前に、導入費用や維持費用の目安を把握しておくことは重要です。費用を把握していないと、具体的な資金計画を立てることが難しくなるだけでなく、維持できなくなる可能性もあります。特に資金に余裕がない場合は注意が必要です。

本項では、自宅にサウナを設置する際の導入費用と維持費用の相場について見ていきましょう。

導入費用

サウナの導入費用は、種類や設置方法、施工業者などによって異なります。

例えば、ドライサウナ(乾式サウナ)の場合、据え置きタイプは約40万円〜、埋め込みタイプは約100万円〜です。一方、スチームサウナ(湿式サウナ)の導入費用は、据え置きタイプが約30万円〜、埋め込みタイプが約70万円〜です。

予算をおさえたい場合は、据え置きタイプを選択することをおすすめします。

維持費用

使用するサウナや電力会社、電力プランによって異なりますが、サウナ利用にかかる電気代は1時間あたり40~100円程度とされています。

サウナを温める時間も含めると、1日あたり2~4時間程度の利用となるため、1日のサウナ利用にかかる電気代は80~400円程度であり、1ヶ月あたりの電気代は2400~1万2000円程度になる可能性があります。

サウナを導入する前に、メーカーや施工業者に電気代やメンテナンス費用などについて十分に確認しておきましょう。

家にサウナを設置するメリット

家にサウナを設置するメリットは、以下のとおりです。

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・周りを気にせず楽しめる
・好きな時間に好きなだけ利用できる
・自分のスタイルで楽しめる
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自宅にサウナを設置すれば、周囲の人を気にせずに自由に利用できます。友人と一緒に入って大声で会話したり、自分の好きな体制でリラックスしたりすることが可能です。

マナーや他人への気遣いも必要ありません。好きな音楽や香りを楽しむこともできます。また、電気代はかかりますが、入湯料や利用料の心配はありません。

家にサウナを設置する際のデメリットと注意点

家にサウナを設置する際のデメリットと注意点は、以下のとおりです。

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・維持費用がかかる
・掃除やメンテナンスが大変
・使わなくなる可能性もある
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家にサウナを設置すると、導入費用や維持費用がかかります。そのため、ある程度の家計の余裕が必要です。でなければ、「電気代が気になるからほとんど使っていない」という状況になるかもしれません。

また、掃除やメンテナンスが必要です。一時的な好奇心だけで導入を決断してしまうと、後にまったく使わなくなる可能性も考えられます。

家にサウナを設置すれば好きなときに楽しめる! コストを考慮して慎重に判断しよう!

家にサウナを設置すれば、周囲を気にせず自分のスタイルで存分に楽しむことができます。

導入費用の相場は、ドライサウナ(乾式サウナ)が約40万円〜、スチームサウナ(湿式サウナ)が約30万円〜です。また、維持費用として電気代が1日あたり80~400円程度かかる可能性があります。

コストは製品や施工業者によって異なりますが、驚くほど高額というわけではありません。サウナに興味がある方は、ぜひ検討してください。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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