「歩行者用地下道が冠水」岡山・香川は未明から断続的に強い雨 気象台が土砂災害などへの警戒を呼び掛け

きょう(28日)の岡山・香川は前線や湿った空気の影響で未明から断続的に強い雨が降り続いていて、一部の地域で地下道が冠水しているところもあります。雨は昼過ぎにかけて降る見通しで気象台は土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。

(砂山祐佳里記者)
「岡山市中区原尾島の歩行者用地下道です。この雨の影響で歩行者用地下道が冠水し通れなくなっています」

未明から強い雨が断続的に降り続いた影響で岡山市中区では自転車や歩行者が通る地下道で道路が冠水し、通行止めとなっています。

気象台によりますと午前10時半までの24時間降水量は倉敷で98.0ミリ、岡山で94.0ミリ、香川県の多度津で73.5ミリとなっていて岡山県の南部や香川県西部を中心に大雨警報等が出されています。

大雨の影響は交通機関にも出ています。JR西日本は、正午以降も大雨が見込まれるため在来線の一部区間や県北部を通る特急列車などの運転を見合わせると発表しました。

気象台によりますと、雨は昼過ぎにかけて降る見通しで河川の増水や土砂災害などに警戒するよう呼び掛けています。

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