ビッグクラブから関心も…ザークツィーはボローニャ残留を示唆「今のところ、頭の中にあるのはボローニャのことだけ」

ジョシュア・ザークツィーはボローニャ残留の可能性も排除せず[写真:Getty Images]

移籍の噂が囁かれ続けるオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)だが、来シーズンもボローニャでプレーする意向を示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

今シーズン、加入2年目のボローニャで本格開花の兆しを見せたザークツィー。公式戦37試合出場12ゴール7アシストの成績を残し、ボローニャのトップ5フィニッシュと来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。

有望なストライカーであるザークツィーを、当然ビッグクラブは放っておかず。買い戻しオプションを保有するバイエルンこそ現時点で動きを見せていないが、アーセナルやミラン、ユベントスが獲得に関心を示しており、今夏の去就が注目されていた。

しかし、ザークツィー自身は来季CLに出場するボローニャに残留するプランも持っているようだ。イタリア『コリエレ・ディ・ボローニャ』のインタビューに応じた同選手はゆっくり体を休ませたいとしつつ、来シーズンもボローニャでプレーする意欲を見せている。

「選手として自分の能力を信じ、『そうだ、自分はトップレベルまで到達できる』と思わなければならない。そうでなければ意味がないんだ。イタリアでは、すでにチャンピオンズリーグのチームと対戦しているしね」

「セリエAは質が高く、難しいリーグだ。だから、ここでのプレーはとてもエキサイティングで素晴らしい挑戦になるだろう」

「子供の頃から、プレーすることを夢見ていたよ。バイエルンでは優勝を経験したけど、今はプレーすることこそがエキサイティングだね。ドイツでは、プレーしていないようなものだった。今、僕はピッチでその瞬間を生きているんだ」

「今のところ、僕の頭の中にあるのはボローニャのことだけだ。ケガから回復して、幼なじみと一緒にアメリカで楽しい休暇を過ごしたい。そしてその後、どうなるか見ていきたいね」

「僕はクラブにとってのベストを選ぶよ。心の中で納得できることだけをするつもりだ」

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