「熊が歩いている」保育園の近くでも… 住宅街にクマ 近隣の高校は臨時休校 警察が住民に警戒を呼びかけ 広島・廿日市市

広島県廿日市市の住宅街で28日朝、クマが目撃されました。警察は住民に警戒を呼びかけています。

警察によりますと、28日午前5時半ごろ、廿日市市桜尾の廿日市高校の近隣で「クマが高校の塀を乗り越えていった」と新聞配達員から警察に連絡がありました。

その後も、廿日市市内で「クマが歩いているのを見た」といった目撃情報が相次ぎました。

米田健太郎 記者
「保育園にも近い場所でもクマの目撃情報がありました。近くの砂地にはクマの足跡もあったということです」

警察に寄せられた目撃情報によると、クマは1頭で行動していて、大きさは1m程度とみられています。現在のところ、人的被害は確認されていないということです。

クマの目撃情報を受け、付近の学校では廿日市高校が臨時休校となったほか、佐方小学校では、下校時に警察官や教職員が通学路でパトロールを行うということです。

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