JOUAVのVTOL型ドローン「CW-30E」、ハイブリッドガソリン&バッテリーで最大480分飛行

高精度と広範囲の航空アプリケーションを特徴とする陸上または海上ベースのミッションのために特別に設計されているという。

オペレーターはJOUAV EagleMapを使用しながらCW-30Eをナビゲートすることができ、ミッションプランニング、ビデオ監視、リアルタイムモザイク、Alプロセッシング、マルチステーションネットワーク、リモート離着陸などの統合機能により、リアルタイムの状況認識と実用的なインテリジェンスを提供する。

特長

継続的な技術更新により、同社のドローンは時間とコストの節約、より包括的なデータの取得、人員の安全確保など、多くの実際のメリットがあるとしている。

  • 大きなペイロード CW-30Eは最大8kgのペイロードを運搬可能で、様々な高性能ペイロードを運ぶことができる。ユーザーのニーズに応じて構成をカスタマイズできる。
  • 長時間飛行 6kgのペイロードで最大8時間の耐久性。長時間の大面積作業にも対応できる。つまり、ユーザーの作業が軽減され、大幅なコスト削減が可能。
  • 長いデータリンク 最大200kmのコントロールリンクは、CW-30Eの飛行距離を大幅に伸ばす。これにより、CW-30Eは長距離監視などの作業に大きなメリットをもたらす。
  • 簡単な操作 CW-30Eは、垂直離着陸、自動飛行前点検、自動タスク実行、緊急自動帰還などの機能により、簡単に使用できる。
  • 完全自動飛行 高度なフライトコントロールとナビゲーションシステムを統合したCW-30Eは、複雑な気象条件下でも完全自律飛行を実現し、一日中飛行できる。
  • 航空グレードの信頼性 ドローンは故障から自動的に回復し、異常なアクチュエーションユニットのバランスをとることができる。また、緊急時には自動的に帰還し、着陸できる。
  • 超環境適応性 自己発熱式エアスピードチューブとバッテリーにより、高高度、高湿度、低温、小雨の状況でも飛行可能。
  • VTOL船舶 CW-30Eは移動式プラットフォーム離着陸を実現し、海上での運用をより効率的で柔軟なものにする。

オプションのペイロード

JOUAドローンは多くの種類のミッションペイロードを搭載できる。LiDARシステム、産業用航空カメラ、斜めカメラシステム、ジンバルシステム、SARなど、実際のミッションのニーズに応じてさまざまなカメラを選択できる。シンプルで柔軟性があり、多目的に対応する。

  • PhaseOne iXMシリーズカメラ:マッピングと測量用の高解像度中判カメラ
  • MG-150E EO/IR/LRジンバルカメラ:3kmレーザー距離計付き30倍光学ズーム・赤外線ドローン・ジンバルカメラ
  • JoLiDAR-LR22:JoLiDAR-LR22はUAV測量用の軽量で長距離のレーザースキャナー
(左から)PhaseOne iXMシリーズカメラ、MG-150E EO/IR/LRジンバルカメラ、JoLiDAR-LR22

地上管制ステーション

JOUAVはハンドヘルド型、ポータブル型、モジュール型の車両地上管制ステーションを提供。様々な環境やタスクに応じて、異なる制御装置を選択できる。

  • TC-200 ハンドヘルド地上管制ステーション:オールインワンのハンドヘルドUAV地上管制ステーション
  • GCS-303 地上管制ステーション:ドローンの飛行、回収、ペイロードを制御するポータブルなデュアルスクリーン地上管制ステーション

支援ソフトウェア

JOUAVは、タスクに必要なサポートソフトウェアを含むワンストップ製品を提供している。これらのソフトウェアを使用して、飛行経路の計画、ドローンの制御と管理、目標の追跡と特定、ドローンからのビデオとジオデータ情報をリアルタイムで確認することができる。

  • イーグルマップ ドローン監視ソフトウェア:ドローンのセキュリティと監視業務を展開するための直感的なソフトウェアソリューション
  • FlightSurv ドローンマッピングソフトウェア:飛行計画、データ収集、処理、分析のためのクラウドベースのドローンマッピングソフトウェア

産業用途

JOUAVのドローンは、マッピングや地理情報、検査、セキュリティ監視、緊急事態など、さまざまな応用シーンで広く使用されている。

  • 空中マッピングと測量
  • セキュリティと監視
  • 送電線検査

技術仕様

▶︎JOUAV

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