イスラエルがラファの難民キャンプ空爆、多数死傷 「ハマスが望んだ戦争」と政府報道官

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パレスチナ自治区ガザ南部ラファの難民キャンプが26日、イスラエル軍による空爆を受けた。イスラム組織ハマスが運営する保健当局によると、少なくとも45人が殺害されたほか、数百人が重度の火傷や骨折、飛散するミサイルの破片などによる裂傷で手当てを受けた。

国際社会からの非難が集中するなか、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、難民キャンプへの空爆を「悲劇的な誤り」と呼んだ。

イスラエル軍は、ハマス幹部2人を標的にしていたのだと説明。政府報道官は「民間人の犠牲は悲痛なことだ」としながら、「これが、ハマスが望んで始めた戦争だ」と述べた。

BBCのルーシー・ウィリアムソン中東特派員が報告する。

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